桜井歯科医院の特徴
治療から予防に
歯科医院へ通うのは虫歯などを治療するため、というイメージをお持ちの方が多いですが、「治療すること」と同じぐらい重要なのが、「予防すること」です。
当院では地域の皆様に、自分の歯で一生健康に暮らしていただきたいと願っており、そのためにも予防歯科をひろめていきたいと考えております。
予防歯科?
なぜ予防歯科は必要か?
予防歯科の目的は「お口の中の健康を生涯維持し、美しい歯を育てる」ことです。小さなお子様であれば、虫歯が一本もないお口の環境を作ることが可能ですし、成人の場合、治療した部分の再発予防、口臭、歯の汚れを防ぐことができます。
残念ながら、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、ホームケアでは、虫歯の原因となるバイオフィルムやお茶、コーヒー、タバコなどの汚れを完全に落とすことはできません。正しいホームケアに加え、定期的なプロによるケア、メンテナンスがあなたの将来の口腔環境を虫歯や病気から守り、自然で美しい歯を育てるのです。
虫歯になっても治療すれば問題ない?
今までの虫歯治療では、早期発見、早期治療という考えが主流でした。しかし、一度削った歯は再生しません。虫歯を削ってかぶせものをすることで、現在あった虫歯を表面的に治療することは可能ですが、元に戻す事はできないのです。
今までの虫歯治療では、早期発見、早期治療という考えが主流でした。しかし、一度削った歯は再生しません。虫歯を削ってかぶせものをすることで、現在あった虫歯を表面的に治療することは可能ですが、元に戻す事はできないのです。
欧米では予防歯科が当たり前!
欧米では虫歯や歯周病にならないため積極的に歯科医院を活用しています。日本人が持つ歯科医院のイメージは、「歯が痛くなったら行くところ」ですが、欧米の予防歯科先進国では「虫歯や歯周病にならないため、健康で美しい歯のお手入れに利用するところ」という考えです。
80歳の平均残存歯数20本「8020」を達成したスウェーデンでは、国民の約90%以上が歯科のメンテナンスを受診しており予防歯科の先進国ともいわれています。一方で日本人の80歳の平均残存歯数は13.9本。残念ながら「8020」には程遠い現状なのです。
歯周病の治療には時間がかかります
“なるのはカンタン、治すのは大変”な歯周病。虫歯と同様に歯周病もなってから慌てるより、なる前に防ぐことが大切です!
あなたの健康な口腔環境のために、プロフェショナルケアでお口の中をクリーンアップ!
当院では、歯周病にならないよう予防を重視しています。また、歯周病の治療終了後は、歯周病菌が少なくなり、歯肉の状態もよくなります。
しかし歯周病は感染症であるため、時間がたち、歯周病菌が繁殖しやすい環境になれば再発を起こします。残念ながら、歯周病の細菌を完全になくすことは現在の医療ではできません。
歯周病予防は、丁寧な歯磨き、定期的な歯科検診、適切な生活習慣が基本です。実際、統計上でも定期的にメンテナンスを受けた方と受けていない方では、歯の残る本数に大きな差が表れています。予防歯科は歯周病対策としてとても大切なことなのです。
※歯周病治療後にメンテナンスを受けた人は約90%が現状を維持でき、メンテナンスを受けないと約90%の人が悪化したという報告もあります。
※歯周病治療とメンテナンスをきちんと受ければ、将来喪失する自分の歯を、大きく減らすことができます。日本の歯科医療受診内容は先進諸外国に比較し検診の受診率が極めて少なく、総受診人数の8割程度が治療のための受診です。
さらに治療受診のうち7割が再治療のための受診という結果です。日本では患者が健康を維持増進するための予防を行うすべを知らず、医療者においてもケアに重きを置かないという状況があり、このことが再治療の繰り返しという現状を引き起こしています。
予防歯科医療(定期検診・メンテナンス)のメリット
1.治療時間
2.治療回数
3.治療時の苦痛
4.治療費
5.生涯失う歯の数
これからすべてが、最小限で済むということなのです。